とうもろこしの茹で方(お湯から・水から)と茹で時間まとめ

料理・食べ物

みずみずしくておいしいとうもろこし。実は茹で方は「お湯から」「水から」の2パターンがあります。

今回はそんなとうもろこしを水から・お湯から茹でるときの茹で時間と茹で方の注意点、違いについて見ていきます。

 

とうもろこしの茹で時間

とうもろこしの茹で時間は2つあります。

まず水から茹でる場合の茹で時間は大体8分(沸騰してから3分)

お湯から茹でる場合の茹で時間は3~4分

実はとうもろこしの茹で時間を知らなくて、10分以上茹でてしまう人も少なくありません。

水から・お湯から茹でる場合、茹で時間以外にもコツがあります。

下でも触れますが、新鮮さにもよりますね。

さらに詳しく見ていきましょう。
(とうもろこしは茹でる前に皮をむき、ひげを取り除いておいてください)

 

水からの茹で方と茹で時間

水から茹でる際には、下のような手順と茹で時間でおこないます。

  1. 鍋いっぱいの水と塩とともに、とうもろこしを茹でる(強火)
  2. 茹で時間は8分(沸騰してからなら3分程度)を目安にする
  3. とうもろこしは自然に回転しますが、それ以外にも時々、箸でつついてまわす(熱を均等にするため)

水から茹でると、とうもろこしの一粒一粒がふっくら膨らみ、みずみずしい、しゃきっ、ジューシーな味わいになります。

水から茹でる場合のポイント

ポイントは、水から茹でるので強火で一気に調理することと、塩(水1Lに大さじ1杯)を入れること。

水はとうもろこし全体がひたるくらい、たっぷり入れましょう。

茹で時間は水から8分、沸騰後から数えるのなら3分程度を目安にするとよいでしょう。

ただ、品種や大きさにもよりますので、普通より大きいな、と感じたら茹で時間は5分以内で調整してみるといいでしょう。

もしもこの茹で方で生っぽいな、と感じた場合には茹で時間をのばすのではなく、お湯が人肌に冷めるまで、とうもろこしを入れて放っておきましょう。

余熱がとうもろこしを温めてくれます。

 

お湯からの茹で方と茹で時間

水から茹でる家庭が多めですが、中にはお湯からを好む人もいます。

お湯からとうもろこしを茹でるときは下のような手順と茹で時間で行います。

  1. 鍋いっぱいの水を鍋に沸騰させる
  2. 沸騰後、とうもろこしを入れて一気に茹でる。茹で時間は強火で3~4分
  3. 時々箸でつついてとうもろこしをまわす。
  4. 茹で終わったら火を止め、お湯がさわれるくらい冷めるまでそのまま待つ
  5. お湯がさめたら、そこから出して食べる

お湯からトウモロコシを茹でると、しゃっきりとした、新鮮な野菜といった味わいになります。

お湯から茹でる場合のポイント

ポイントはトウモロコシを入れた後も強火で一気に茹でること、塩は茹でたあとで振ること。

あと、3分茹でた後に火を止め、お湯をさますことですね。

とうもろこしを取り出さずほうっておくことで、余熱が奥の方まで火を通してくれます。

この過程を忘れると生っぽい仕上がりになってしまいます。

沸騰させるお湯はとうもろこしがひたるくらいいっぱいで、茹で時間は3~4分

茹で時間をながくしすぎるとしんなりしてしまうので注意が必要です。

ただ、品種や大きさにもよりますので、普通より大きいな、と感じたら茹で時間は5分以内で調整してみるといいでしょう。

おいしくするコツ

お湯からとうもろこしを茹でる時には、ちょっとした手間でおいしくすることもできます。

茹であがった後に塩水にひたし、熱いうちにサランラップでくるむという裏技もあります。

こうすると塩味がしみこみ、甘みと塩味が味付けされるほか、とうもろこしの実がしわになりにくいです。

すいかに塩をかけるのと似たようなものです。

 

茹で時間について

とうもろこしの茹で時間は、水からでもお湯からでも、沸騰後から数えると3分程度とのことでした。

ただ、上でも書いたように、品種や大きさにもよって茹で時間は変わります。

新鮮な場合は

新鮮なとうもろこしで、かつ、

「ちょっと大きいな、時間がかかりそう」、と感じた場合には、茹で時間を5分以内で調整してみてください。

5分以上は茹ですぎです。

とうもろこしは、茹で時間が長いと歯ごたえがやわらかく、しっとりしてしまいます。

反対に茹で時間が短いとかたすぎてたべられません。

新鮮ではない場合は

冷蔵庫に保存していたり、お店に並んでいるとうもろこしは新鮮ではない場合もあります。

その場合には茹で時間を少し長めに見積もります

この茹で時間の決め方がなかなか難しいのですが、大体、5分から7分。

それから新鮮な場合と同様に火を止め、お湯を冷ましてから食べてみてましょう。

 

とうもろこしの保存方法

とうもろこしは生のままでは保存しにくい食材です。

なので、早めにお湯からでも水からでも、ゆでてしまうのがおすすめです。

生のまま保存する場合には、皮がついた状態でラップにくるみ、冷蔵庫の野菜室に、ひげを上にして立てておきます。

大体鮮度が保たれるのが3日~4日位。

長期保存は茹でとうもろこしで

長期保存したい場合には生ではなく、茹でてからにしましょう。

水からでもお湯からでもとうもろこしを茹で、芯のついたままラップにくるみ、冷凍庫へ。

あるいは、実をはずし、冷凍用パックにいれて冷凍保存もOKです。

とはいえ、とうもろこしは新鮮さが命の野菜なので、冷凍保存をするとどうしても味が落ちてしまいます。

 

おわりに

お湯から・水からそれぞれのとうもろこしの茹で方について見てきました。

茹で時間に迷いやすいですが、実はあまりながく茹でなくてもよいようですね。

また、茹でた後に余熱で中まであたためることで、よりしっかり、おいしくいただくことができます。

とうもろこしを茹でるときの参考になったなら幸いです!

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