飛行機に乗っているときのような「耳の詰まった感じ」がずっと続く場合には、「病気?」と不安になってしまいますよね。

今回は、そんな耳が詰まった感じがする場合に考えられる原因と対処法、治し方について見ていきます。

 

考えられる原因は?

耳が詰まった感じがする場合には下のような原因や病気が主に考えられます。

  • 耳垢栓塞
  • 耳管狭窄症・開放症
  • 突発性難聴
  • 滲出性中耳炎
  • メニエール病
  • 外耳炎
  • そのほか(ストレスなど)

難しいそうな名前がたくさんですね……それぞれについて、より詳しい原因や症状、治し方について見てみましょう!

耳垢が詰まってるかも?「耳垢栓塞」

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耳垢栓塞」と書くと難しそうな名前ですが、かんたんに言うと「耳垢が詰まっている状態」です。

耳垢がつまってしまうと、当然ですが音が聞こえにくくなりますし、そのまま、耳の詰まった感じもします。

実はこれが意外に多く、病気だと思ったら耳垢栓塞だった、なんて人も多く耳鼻科に来るそうです。

かなり頑固な耳垢であることも多いので、個人でとろうとすると耳の中を傷つけ、外耳炎などになってしまうこともありますので注意しましょう。

耳鼻科に行けば、検査とともに耳垢をとってもらえます。

激しい痛みがあれば「外耳炎」かも

耳の詰まった感じは「外耳炎」が原因の場合もあります。

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これは外耳部分に炎症が起こっている状態で、耳掃除の際に傷つけてしまうなどが原因です。

耳の痛み・かゆみ、それに耳から液体が出てきたり、耳鳴りや難聴、それに耳の詰まった感じがしたりといった症状があります。

眠れないほどの激しい痛みを伴う事も。

治し方は外耳道の消毒や、鎮痛剤で痛みを抑えるなどの方法があります。

意外としょっちゅうなる?「耳管狭窄症」

耳が詰まった感じで、一案多い原因は「耳管狭窄症」でしょう。

耳管」とは、中耳内の圧力を調整するために換気などを行う部分をいいます。

この耳管の機能が低下してしまい、うまく開かなくなってしまう状態が「耳管狭窄症」です。

飛行機やエレベーターに乗った時などになりやすく、多くはつばを飲むと治る一時的なものです。

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そのほか、風邪・副鼻腔炎などが原因で、ずっと耳を詰まった感じになることがあります。

ごくまれですが、耳の中の腫瘍が原因になっていることもあります。

治し方はいくつかありますが、耳管・鼻の炎症を抑えたり、耳管の通気を行ったり。自然に治ることもあります。

ダイエットが大きな原因…「耳管開放症」

耳管開放症」は耳管が開いたままになってしまい、中耳の気圧がうまく調整できなくなってしまいます。

症状としては耳が詰まった感じになるほか、自分の声が響いたり、呼吸音が響いて聞こえたりすることもあります。

特徴は、頭を下げた姿勢・横になった状態でいると耳の詰まりが軽減することです。

この耳管開放症になる一番の原因は体重減少。最近ではダイエットを行っている女性になどに多いそうです。

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また、ホルモンバランスの乱れ、脱水症状、血行の不良なども原因です。

治し方としては、日常生活でこまめに水分を補給すること、緊張し過ぎないこと(リラックス)、血流改善、それにダイエットをしているのなら中止することなどが必要です。

ストレスも原因の一つとなるので、疲れはためないよう注意しましょう。

早めの治療が重要!「突発性難聴」

耳の詰まった感じがする場合、特に片方の耳がおかしい場合には「突発性難聴」が原因の可能性もあります。

なんだかこわそうな病名ですよね。

突発性難聴の症状としては耳の詰まった感じ(ふさがれた感じ)、耳鳴り、音が聞こえにくい、めまいなどがあります。

早めの対処が必要で、できれば2週間以内に治療を開始することが重要です。

はっきりとした原因はわかっておらず、ストレスや生活習慣、内耳循環障害などさまざまな説があります。

治し方は副腎皮質ステロイド薬、ビタミン薬などの薬での治療が主におこなわれます。

片耳だけが詰まった感じがする上に、めまい、耳鳴りがある場合には突発性難聴の可能性があるので、検査をすることをおすすめします!

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子供や風邪のあとに多い「滲出性中耳炎」

風邪をひいた後に耳が詰まった感じがする場合には「滲出性中耳炎」である可能性があります。

これは中耳腔という部分に、滲出液という液体がたまってしまっている状態です。

滲出液は本来は鼻へ抜けていきますが、耳管の働きが悪くなると排泄されず、たまってしまいます。

耳管の働きが悪くなる原因は風邪のほか、副鼻腔炎(蓄膿症)鼻炎咽喉頭炎など、鼻やのどの働きが関係してきます。

参考:副鼻腔炎の原因や症状(熱・咳・頭痛)と対処法

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耳の詰まった感じ(ふさがった感じ、ガサガサという音、聞こえにくい)が主な症状で、耳の痛みや発熱などはあまりありません。

治し方としては原因の部位(のど・鼻)の炎症を抑えたり、鼻汁の吸引、それに耳管に空気を通す(耳管通気)、滲出液の吸引除去などを行うのがふつうです。

内服薬ではなかなか治らず、個人で対処するにも難しいものなので、医師と相談しながら治療を進めていくことが必要になります。

予防としては日ごろから風邪を引かないよう体力をつけ、健康に気をつけること。

ちなみに8才以下のこどもがこの滲出性中耳炎になり耳が詰まった感じになることが多く、再発率も高めになります。

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激しいめまいがあるなら「メニエール病」

耳の詰まった感じがする、さらにめまいがひどい場合には「メニエール病」という病気が原因かも。

メニエール病はぐるぐる回るような激しいめまいが30分~数時間続くのが一番の特徴です。

そのほかには耳鳴り・難聴、そして耳の詰まった感じがするほか、冷や汗、嘔吐、動悸など多くの症状が出ます。

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直接の原因は内耳にある内リンパ液が増え、水膨れを起こしてしまうことで、ストレスなどが関係していると言われています。

抗めまい薬でめまいの症状を軽くするなどの治し方を行いますが、耳の詰まった感じ・難聴などはなかなか治りにくいと言います。

耳の詰まりがひどい場合には手術を行う事もあります。

 

そのほかには?

上に見た以外のことが原因である場合もあります。

ストレスや緊張が原因かも?

ストレスや緊張がある場合、一時的に耳管のはたらきが低下するなどして耳が詰まった感じがすることも。

ストレスは耳に限らずさまざまな不調を引き起こすので、ストレス解消をしたり、悩みがあれば心療内科で相談するなどこころがけましょう。

参考:落ち込んだ時に!ストレス解消法・発散方法50個のまとめ

そのほか

また、喘息を持っている人は好酸球性中耳炎が原因の可能性もあります。

外耳に異物が詰まっている(髪の毛や綿棒、水滴、子供の場合には消しゴムなど)なんてこともあります。

 

対処法について

耳が詰まった感じが続く場合にはやはり、耳鼻科で検査をするのが一番です。

ただ、一時的なものだったり、なかなか耳鼻科に行けないという場合には、下の5つの方法で、耳の詰まった感じが軽減させられることもあります。

  1. サウナや熱めのシャワーを浴びる
  2. 顎を引き、下を向く
  3. 横向きになって寝る
  4. 耳の周辺をマッサージする
  5. 血行を良くする、体を温める

一時的な対処法になりますが、試してみてくださいな。

 

おわりに

耳が詰まった感じがする場合に考えられる原因と、治療方法や対処法について見てきました。

参考になったでしょうか!

耳垢詰まっていたりストレスだったり、あるいは突発性難聴といった重大な病気だったりと原因はさまざまです。

耳の詰まった感じが2日以上続く場合には、耳鼻科などで検査を受けることをおすすめします!


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