横になった時や下を向いた時、振り向いた時などにめまいが起こる事はありませんか?

今回はそんな、頭を動かした時に起こる「良性発作性頭位めまい症」の原因やその症状、それに診断や治療方法について見ていきたいと思います。

 

良性発作性頭位めまい症とは?

簡単に言うと、頭を動かした時に短い時間、めまいがおこる場合には良性発作性頭位めまい症と言われます。

更年期以降の女性に多いと言われていますが、実はそのほかにも患っている人は多い病気です。

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良性発作性頭位めまい症の症状

症状は主にめまいで、たいていが頭を動かしたり、振ったりした時に起こります。

具体的には横になった時、下を向いた時、寝がえりを打った時、高いところに手を伸ばして頭をのけぞらせた時、振り返った時などなど……。

めまいの特徴は

  • 回転性であること(自分自身・周囲のものが回転しているように感じる)
  • 短時間であること(たいていは30秒~数分で自然になくなる)

などが挙げられます。

めまいと同時に吐き気を感じることもありますが、嘔吐自体はそう多くないとのこと。

難聴・耳鳴りなど耳の障害は感じられません。

良性発作性頭位めまい症は数週間程度続くことがありますが、たいていは1ヶ月ほどで症状がなくなることが多いです。

ただし、場合によっては数カ月続くこともあります。

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原因は?

良性発作性頭位めまい症が起こる原因としては、

本来は内耳の部分にとどまっているはずの耳石が転がって内耳以外の部分(主に後半規管)に入ってしまったり、耳石が固まり、固形になってしまうことと言われています。

後半規管というのは頭を振ると中の液体が揺れ、体の動きを脳に伝えます。

しかし、耳石のかたまりがあると、この液体の揺れが大きく感じられ、その揺れの感覚と実際の揺れとの矛盾によってめまいが感じられてしまうのです。

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この耳石がはがれる原因ですが、下のようなものがあります。

  • 加齢
  • 耳の感染症・外傷
  • 長時間動かなかった場合(睡眠など)
  • 生活習慣(疲れ・寝不足など)

ただし、特に理由がなく耳石が転がり、良性発作性頭位めまい症を引き起こすこともあります。

念のため、耳の検査もするのがよいかとは思いますが、過度に心配する必要はなさそうです。

 

重い病気?

「良性発作性頭位めまい症」という大仰な名前のせいか、重篤な病気にも見えますよね。

しかし実際にはそんなに不安になる必要はありません。

症状も激しいめまいではあるものの、そのせいで聴力に影響があるわけでもなく、また自然治癒することも。

めまいが悪化すると日常生活に支障をきたす場合もあるので一応検査をおすすめしますが、そこまで思いつめるような病気ではありません。

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良性発作性頭位めまい症の治療

良性発作性頭位めまい症の治療としては、耳石を後半規管から元の場所に戻すことが目的になります。

そのために、エプリ―法(頭位変換療法)など、実際に頭を動かして耳石を元の場所に戻す治療が主に行われています。

ただし、この治療については自己判断で行わず、安全のため、できるだけ医者などに聞きながら行うようにしましょう。

また、上に書いたように、大体の人は1ヶ月程度で自然に治るとのこと。

良性発作性頭位めまい症の症状がそこまでひどくない場合には自然治癒をはかることもあるそうです。

そのほか、エプリ―法などでも治らない場合には薬を使った治療を行うこともあります。

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病院に行く場合には……

病院に行く場合には内科や耳鼻科が専門になります。

良性発作性頭位めまい症かな?、と思っても、できるだけ自己判断ですませず、一度検査をするのがおすすめです。

適切な治療を行えば、意外とはやくめまいが取り除かれるものです。

また、良性発作性頭位めまい症は再発率が高いとも言われています。(1年以内に約30%、5年以内で約50、1年以内に約30%、5年以内で約50%)

再発を防ぐためにも、病院での検査がおすすめです。


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