寝る前や洗顔の時など、ふと目を閉じるとめまいがすることがあります。

今回はそんな、目を閉じた時に起こるめまいの原因と、対処法について見ていきます。

 

考えられる原因

目を閉じたり瞑ったりするとめまいがする、という時には下のような原因や病気が考えられます。

  • ロンベルグ徴候(現象)
  • 良性発作性頭位めまい症
  • メニエール病
  • 前庭神経炎
  • そのほかの原因

ひとつずつ症状や原因を詳しく見てみましょう。

 

目を閉じた時だけめまい「ロンベルグ徴候」

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目を閉じるとめまいがする…という場合は「ロンベルグ徴候」が一番の原因として考えられます。

人は「目・三半規管・脳」の3つでバランスをとっていますが、目を閉じた時のめまいは、「三半規管」か「脳」に原因がある場合です。(ほとんど三半規管)

症状としては目を閉じた時のめまい・ふらつき、歩く時にバタンバタンと音を立てて歩くなど。

ちなみに目を開けている時にもめまいがあるならば、それはロンベルク徴候ではありません。

一時的なものが多いですが、繰り返す場合には病院(耳鼻科)で原因をつきとめることをおすすめします。

耳鼻科では目をつむった状態で直立する「ロンベルグ検査」をおこない、その後より精密な検査(三半規管・脳など)で原因を特定します。

>>「ロンベルグ徴候について」に進む

 

「良性発作性頭位めまい症」の可能性も

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目を閉じた時のめまいの原因で次に考えられるのは「良性発作性頭位めまい症」です。

目を閉じるほか、頭を動かした時・傾けた時・横になった時にめまいがおこります。

また、目を開けていても頭を動かすとめまいが起こるのが特徴ですね。

症状は30秒~数分の激しいめまいで、吐き気が伴うこともありますが、嘔吐をすることは少ないです。

耳の異常はなく、更年期以降の女性に多いと言います。

ほとんどの方が数日で自然治癒すると言われていますが、長引く場合や再発することも少なくありません。

参考:良性発作性頭位めまい症の原因と症状、治療方法などについてまとめ

 

耳の異常もあれば「メニエール病」

目を閉じるとめまいがするほか、耳鳴り・聴力低下などの耳の異常もあれば「メニエール病」が考えられます。

画面を見ていられないほど視界がぐるぐるとまわり、耳の異常とともにめまいが起こります。

目を閉じた時以外にも起こり、繰り返すのが特徴です。

原因ははっきりとは突き止められていませんが、疲労やストレスが引き起こすとされています。

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吐き気があれば「前庭神経炎」も

風邪の後に多い「前庭神経炎」は目を閉じた時のめまいのほか、強い吐き気と嘔吐が特徴。

目を閉じても開けてものめまいがひどく、嘔吐を伴う場合、めまいのあとのふわふわという感覚などがあります。

前庭神経炎の場合には入院する程の思い症状のこともあり、早めの検査がおすすめです。

 

そのほかの原因

目を閉じた時だけのめまいは「ロンベルグ徴候」であることがほとんどです。

ただし、目を閉じた時以外にもめまいがある場合には上で挙げた病気のほか、下のような原因の場合もあります。

  • 三半規管の異常
  • 低血圧
  • 貧血
  • 筋肉痛・肩こり
  • 首の怪我
  • そのほか脳の病気など

ちなみに、三半規管の異常はロンベルグ徴候の原因の一つでもあり、またストレス・疲労によって引き起こされることも少なくありません。

めまいを感じた場合には、一度日常生活や食事を振り返ってみるのも良いかもしれません。

参考:落ち込んだ時に!ストレス解消法・発散方法50個のまとめ

目を閉じるとめまいがする、というのが一時的であればよいのですが、長引いたり、繰り返したりする時には検査がおすすめです。

また、生活に支障が出る程気になる場合には早急に耳鼻科などで診てもらうようにしましょう。

 

ロンベルク徴候について詳しく

目を閉じた時のめまいとして最も多い「ロンベルグ徴候」の原因や症状・検査についてより詳しく見てみましょう。

原因は?

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普段、「目・三半規管・脳」のセットで人間はバランスをとっています。

通常は、この内の2つが正常に動いていればバランスを取ることができるので、目を閉じても、三半規管と脳とでバランスを保つことができます。

「ロンベルグ徴候」では、目を閉じた時にめまいが起こる、つまり三半規管か脳のどちらかが正常に動いていないという状態です。

どちらかというと三半規管に異常があることが多いです。

症状

症状は原因を見てもわかるように「目を閉じた時のめまい」です。

目を閉じるとめまいほどではなくとも、ふらつきが現れることもあります。

また、歩く時にバタンバタンと音を立てているということもあるそうです。

原因(三半規管か脳か)によって他の症状がでてくることもあります。

検査

検査のときには、足をそろえて目を閉じて直立し、ゆれやふらつきがあるかどうか確認します。

目を開けている時にもふらつき・めまいがある場合にはロンベルグ徴候ではありません。

目を閉じた時だけにめまいがあることを確認できたら、三半規管や脳などさらに細かい検査を行ってきます。

 

おわりに

目を閉じるとめまいがする、という場合の原因や対処法について見てきました。

目を閉じた時のめまいは「ロンベルグ徴候」であることが多いですが、他の病気や、耳・頸椎・脳の異常である場合もあります。

まためまいを感じる場合には疲れがたまっている・ストレスがあるなどのこともあり、無理は禁物です。

めまいがひどい場合・繰り返す場合には耳鼻科などで検査をして、早めに原因を突き止めるのがおすすめですよ。


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