指の関節が痛い、何かをつかむと痛みがある、というと、普段の生活でも何かと困りますよね。

今回は、指の関節が痛い場合に考えられる原因と、その対処法について見ていきます。

 

指の関節の痛み、原因は?

指の関節の痛みについて、考えられる原因は下のようなものがあります。

  • ヘバーテン結節・ブシャール結節
  • 乾燥性関節炎
  • 腱鞘炎
  • 関節リウマチ
  • 膠原病・強皮症
  • 更年期障害
  • 甲状腺機能低下症
  • そのほか

それぞれについて詳しく見てみましょう。

 

ヘバーテン結節・ブシャール結節

ヘバーテン結節・ブシャール結節は、指の関節が痛んだり、腫れたりする病気です。

指の関節の痛みのほか、指が大きく変形することもある、変形関節症のひとつです。

症状について

症状は、指の腫れや変形、関節の痛みなど。関節が太くなったり、曲がったりと目に見える変化があります。

そのほか、表面に水膨れのようなものができることもあります。

第一関節(爪に近い方)にできるものをヘバーテン結節、第二関節にできるものをブシャール結節とよびます。

指の関節が痛むので、曲げるときなど、普段の生活でも気になるようになります。

原因について

関節の痛みの原因については、現在のところはっきりわかっていません。

年齢を重ねるとなりやすく、日本人に多いとされてます。

指の関節の痛みや腫れは個人差があり、変形するほど腫れていても痛みが少ない、ということもあります。

対処法について

ヘバーテン結節・ブシャール結節は通常、1~2年で関節の痛みがおさまります。

それまでは、テーピングなどで対処をすることが多いです。

日常生活に支障がある場合や、指の関節の痛みが強い場合には、少量のステロイド注射や手術を行うこともあります。

まずは、整形外科などの医師に相談し、診断してもらうのがよいでしょう。

 

乾燥性関節炎が原因かも

指の関節が痛い場合には、乾燥性関節炎が原因の場合があります。

症状は、指の関節の痛みのほか、頭やお尻などに赤く、カサカサの湿疹が出たり、爪が黄色く、ボロボロになるといった特徴があります。

原因は、菌の感染症といわれています。

対処法

乾燥性関節炎は、リウマチに使う薬が効くといわれています。

指の関節の痛みの他に、湿疹などの症状が出ている場合には、その旨を担当医に相談するのがおすすめです。

 

腱鞘炎が原因の痛み

腱鞘炎が原因で、指の関節に痛みがでることもあります。

この場合には、「手をぎゅっと握りしめる」「パーに開く」といった動作がスムーズにできるか、が判断のポイントのひとつになります。

人が動かした時には痛みが少なく、自分で動かすと痛みが出ます。

指の関節の痛みのほか、指の曲げ伸ばしがうまくいかなくなるのが、腱鞘炎の特徴です。

原因と対処法

腱鞘炎は、手の酷使が主な原因になります。

最近では、パソコンのキーボードの他、スマホなど、指を酷使してしまう機会が多いですよね。

そのため、対処法は手を安静にすることが一番になります。

整形外科に相談すると、抗炎症剤や消炎鎮痛剤といった薬を処方してくれることもあります。

 

関節リウマチが原因の場合は

指の関節が痛い、という場合には、一番に「関節リウマチ」が原因かも、と思ってしまうかもしれません。

症状の特徴

関節リウマチの症状で大きいのは、朝の手・指の関節のこわばりや痛み・腫れが複数にあらわれることです。

起床時に痛みがありますが、起きていると、次第にかるくなっていきます。

そのほかに目と口の渇き、疲れやすい、だるい、といった風邪や微熱のような症状が出てきます。

このような、指の関節の痛み以外の症状が大きな特徴です。

原因について

関節リウマチによる指の関節の痛みは、人間の持つ免疫系の動きが正常でない時に起こります。

ただし、具体的な原因は、喫煙や感染症、外傷、強いストレス、ホルモンバランスなど、いろいろと言われています。

女性に多く、30~50代に発症しやすいです。

対処法について

関節リウマチで指の関節が痛い場合には、まず病院で血液検査を行います。

初期症状の場合には血液検査で現れにくいですが、早期発見の一助になります。

具体的な治療は、治療薬の処方や手術、リハビリテーションなどがあります。

指の関節の痛みだけの場合でも、まずは医師に相談して、診断してもらうことが大切になります。

 

そのほかの病気・原因

指の関節の痛みは、上に挙げたことが原因であることが多いです。

ただし、そのほかにも下のような病気・原因が、関節の痛みを引き起こしていることもあります。

強皮症

膠原病の一種で、指の関節の痛みのほか、ソーセージのように指全体が腫れるのが特徴です。

そのおかに微熱や、関節の赤み、ドライアイなどがおこることもあります。

甲状腺機能低下症

甲状腺ホルモンの低下によって、指の関節の痛みが現れることがあります。

この場合には、指の関節の痛みの他、疲労感やむくみ、冷え、記憶障害、全身の筋肉痛など、さまざまな症状があらわれます。

更年期障害

女性の場合には、指の関節の痛みは、更年期障害の場合もあります。

更年期障害は、閉経をはさんで50代前後におこる不調をあわせていいます。

指の関節をはじめとした全身の関節痛、手や指のこわばり、発汗、いらいら、落ち込み、ほてりなど、生活に支障が出るほどにさまざまな症状が出ます。

天気・精神的なもの

その日の天気や湿度などによって、指の関節の痛みが出ることがあります。

また、ストレスなど、精神的なものが原因で、指の関節に痛みやはれが出ることもあります。

この場合には一時的なこともあれば、長く続いてしまうこともあります。

医師に相談するほか、自分の生活の見直しなどで、症状が改善するかもしれません。

 

おわりに

指の関節の痛みについて、考えられる原因と対処法についていろいろと見てきました。

指の関節のが痛い、というくらいだと大したことないと侮ってしまいそうですが、場合によっては治療が必要なこともあります。

なんだかいつもと違う、症状が長引く、という時には、一度、病院などに行ってみるのも大切ですよ。

自分で判断せず、できるだけ、医師に相談するようにしてくださいね。


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