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喪中の場合に年賀状を送らないというのは常識ですが、クリスマスカードは送っても良いのか、迷いますよね。

今回は喪中の場合にクリスマスカードを送ってもOKかNGか、ということについて見ていきます。

 

喪中でクリスマスカードは…

結論から言うと、喪中の場合のクリスマスカードは明確にダメと決められているわけではありません。

しかし、喪中の方の心中を察し、クリスマスカードを贈るのは控えることが常識とされています。

友人が喪中の場合と自分が喪中の場合、それぞれの理由を見てみましょう。

>>友人が喪中の場合
>>自分が喪中の場合

>>>そもそも海外では?

 

喪中の友人にクリスマスカードはNG

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友人であれど、喪中の場合にはクリスマスカードを控えた方が良いでしょう。

こちらにその気がなくとも、喪中なのにクリスマスカードが来るとあまり良い気持ちにはならないことが多いです。

そもそも喪中とは?

そもそも喪中は、「身内を亡くした悲しみから、お祝いごとやめでたいことをおこなう気持ちにはなれない」という考え方です。

喪中はがきも、本来は「身内の不幸に気を落としているため、新年を祝える状態ではありません。」だから、「年始の挨拶は控えさせていただきます」ということ。

今の喪中は単に「年賀状を出さない」という形式だけと考えがちですが、ちゃんと意味があるのです。

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そのことを考えれば、喪中の(落ち込んでいる)人にクリスマスカードを送って、「メリークリスマス!」とお祝い事を押しつけることが非常識だとわかるかと思います。

ちなみに、この「喪中」という考え方は明治時代の法律で定められたのが始まりで、仏教でも神道でもなく、儒教が元といわれています。

「1年」と決められたのは昭和30年代の印刷屋さんによって。案外新しい文化なのです。

クリスマスカードの代わりに

喪中の意味や相手の気持ちを考えればクリスマスカードはNG。

それでも何も送らないのは寂しい、という時にはクリスマスカードの代わりに寒中見舞いグリーティングカードを送ってみてはいかがでしょうか。

グリーティングカードや寒中見舞いを書く時には、下で紹介する「送る際の注意」が参考になるかと思います。

そのほか、お悔やみの手紙も適しています。

 

自分が喪中の場合

自分が喪中である場合、クリスマスカードを送るかどうかは、もちろん、当人の自由です。

でも、喪中の場合にはクリスマスカードを控えるのが普通です。

まれに喪中はがきのかわりにクリスマスカードを送る、なんて言う人もいますが、受け取った人は非常識な行動に感じるでしょう。

「喪中」を知ろう。

喪中というのは、「身内の不幸の悲しみ」があり、だから「祝い事をしない」という期間のこと。

今は、「年賀状を送らない」という形式だけのものになっているきらいがありますよね。

地域や家庭によってはクリスマス自体を避けたり、誕生日も祝ってほしくないという人も。

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もちろんこのあたりは人によってそれぞれなので、喪中であっても普通に生活する人はたくさんいます。

でも、表だってはしゃいだりうかれたり、喪中はがきを出しているのにクリスマスカードを送ったりというのは、喪中という慣習を考えると、ちょっと……となってしまうものです。

ちなみに、この「喪中」という考え方は明治時代の法律で定められたのが始まりで、仏教でも神道でもなく、儒教がもとといわれています。

「1年」と決められたのは昭和30年代の印刷屋さんによって。案外新しい文化なのです。

クリスマスカードを出したい

自分が喪中だけどクリスマスカードを出したい、という人もいるかもしれません。

その場合には、上で書いたように、寒中見舞い か グリーティングカード(季節のあいさつ)を代わりに送るのが良いでしょう。

喪中でクリスマスカードを受け取ってしまった時の返事にも使えます。

 

送る際の注意

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グリーティングカードは季節の挨拶のようなものです。

海外でも、キリスト教以外の人にクリスマスカードのかわりにグリーティングカードを送ることがあります。

寒中見舞いのはがきは年明け1月7日以降に送ります。喪中が親しい友人なら、柔らかい雰囲気のものを選ぶとよいかもしれませんね。

クリスマスカードの代わりにグリーティングカードを送る場合にはいくつか注意があります。

ひとつは、クリスマスカードのようなあまり派手なデザインではなく、控え目なものにしましょう。

また、メッセージや文章にも下のような、「死」や「別れ」、その繰り返しを連想させる言葉は避けます。

「死ぬ」「去る」「再び」「重ね重ね」「たびたび」

そのほか、クリスマスカードによくある「メリークリスマス」「ハッピー」などももちろんNGです。

これは寒中見舞いの場合でも同じです。

 

ちなみに海外では

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海外では、喪中だからクリスマスカードを控える、ということはないようです。

喪中の人ともクリスマスカードを送り合うとのこと。

そもそも、海外では日本ほど「喪に服す」という慣習がないのかもしれませんね。

上で書いたように、喪中というのは儒教が元々で、かつ昭和30年頃に日本で勝手に言い始めたもの。

キリスト教である海外のクリスマスカード事情とはまったく関係ないのです。

喪中でもクリスマスカードでも、なんでも無節操に取り入れようとするからこんなにごっちゃごちゃになってしまうんですよね。

送る場合には注意も必要

日本では単なるイベント事と化しているクリスマスですが、外国ではどちらかというと宗教色も強いです。

クリスマスカードはキリスト教徒同士だけで交換するものです。

他宗教、とくにイスラム教やユダヤ教の方にクリスマスカードを送るのは大変失礼で、クリスチャン以外には季節のあいさつ(グリーティングカード)を送るのが通例です。

 

終わりに

喪中の場合のクリスマスカードはOKかNGか見てきました。

決まっているわけではないものの、慣習や常識を考えるとクリスマスカードは避けるべき、とのことでした。

喪中とクリスマスは由来が儒教とキリスト教でまったく違いますし、その内容も独自のものになっているので、なかなかわかりにくいですよね。

参考になったならば幸いです。


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