女性の中には毎日、眉毛のメイクに多くの時間をかけている人も多いでしょう。そんな人にとって気になるのが「眉毛のタトゥー(アートメイク)」。
今回は眉毛のタトゥーについて、値段やデメリットや、痛みについての話を見ていきましょう。
ちなみに、アイラインノタトゥーについては下の記事で紹介しています。
参考:アイラインのタトゥーは痛い?値段や消える期間、デメリットまとめ
眉毛のタトゥーやアートメイクとは?
まずはかんたんに、眉毛のタトゥーやアートメイクについて。
眉毛のタトゥーは、多くの人が想像できると思いますが、眉毛の部分にいれる刺青です。一本一本毛を描いて、立体的に見せるのが最近の一般的な手法ですね。
ちなみに、眉毛のタトゥーが深く色を入れ、一生ものにするのに対して、アートメイクは浅くしか色を入れないので、一年ごとに形を変更したり、色を変えたりできます。
やり方自体は、眉毛のタトゥーもアートメイクも似ていますね。今回はその両方について見ていきます。
眉毛のタトゥーの値段
眉毛のタトゥーは、いくつか手法があり、サロンによって腕もまちまちです。
大きく分けると「手彫り」と「マシン」のふたつで、手彫りは腕のいい人ならとても自然になりますが、下手な人に当たると悲惨な事にも……、マシンは平べったいという声もありますが、比較的安定した形になるとのこと。
そして気になる眉毛のタトゥーやアートメイクの値段については「 26,000円~60,000円/一回 」が一般的です。
大体3万円から4万円のところが多く、手彫りよりはマシンの方が安め。
2回から3回に分けて施術を行う事が多ので、合わせると5万から13万円ほどと考えるとよいでしょう。
眉毛のタトゥーは痛い?痛くない?
眉毛のタトゥーの痛みはほんとうに人それぞれ。
眉毛のタトゥーやアートメイクを受けた人でも、「ちくちく」「くすぐったかった」という人や「眠ってしまった」ってくらい痛くない人もいれば、「皮膚が切られるくらい痛かった!」なんて人も。
その眉毛サロンの口コミをチェックしたり、カウンセリングで相談したり、また、自分の目の上の皮膚の厚さを知っておいたりするとよいでしょう。
一回の施術は30分程度なので、痛みがきつい場合には無理は禁物です。
ちなみに、麻酔クリームを使用してくれるお店もあるので、やはり事前チェックが大切ですね。
眉毛タトゥーのデメリット
眉毛タトゥーをすると毎日メイクをしなくても良くなるのでかなり楽ですが、その分デメリットもあります。
- 流行や髪色に合わせて眉毛を変えにくい
- 仕上がりに不満があることも
- 加齢によって肌がたるむ
- 施術の種類によってはMRIの検査が受けられなくなるかも
- 感染症、肉芽腫、アレルギーなどの危険も
と、おしゃれの面からも健康の面からもやや心配が残ります。
特にタトゥーにするとなかなか眉毛を変えられないのがデメリット。その点、アートメイクにすると1年ぐらいごとに眉毛を入れ直すこともできます。
また、植物性の染料にするとMRIの検査は受けられるようになります。
なんにしても、眉毛のタトゥーにはデメリット面がある事を知っておく事、施術を受ける前にサロン側としっかり相談することなどが大切になりますね。
眉毛タトゥーのサロンの選び方
眉毛のタトゥーをしたい時、サロンを選ぶポイントとなるのは下の3つの点です。
- 医療機関と提携していること
- カウンセリングをしっかりしていること
- 口コミなどのチェック
まず、眉毛サロンはいい加減なところもあるので、もしもあるのなら、しっかり口コミなどを確認しとく必要があります。トラブルの対応をしっかり出来ないサロンは×。
その点、医療機関と提携しているサロンは、アフターケアやトラブル対策をしっかりしてくれる可能性が高いです。
また、眉毛タトゥーの施術の前に、カウンセリングをして、相談をしてくれるところがいいですね。
カウンセリングの印象が悪ければ、いっそサロンを変えてしまうのも手です。雑に施術されてはたまらないですからね.
そのほか、以下に当てはまる人はアートメイクや眉毛のタトゥーは出来ない場合があります。
- 当日の体調が良くない場合
- 妊娠中、授乳中。
- 緑内障、白内障、ケロイド体質の人
- アトピー、アレルギー
- 糖尿病、血液疾患を持っている人
眉毛のタトゥー以外の方法
ここまで見てきたように、眉毛のタトゥーはなかなかデメリットも多く、簡単におすすめできる方法ではないです。
眉毛のケアの方法には他の方法もあるので、最後に触れておきたいと思います。
眉毛美容液
一番、眉毛のケアとしておすすめなのが、「眉毛美容液・育毛剤」。
眉毛が少ない人はもちろん、眉毛にハリがない場合等にぜひ使ってみてほしいですね。
眉毛ティント
また、眉毛のタトゥーによく似ているのが、「眉毛ティント」。
眉毛ティントは数日~1週間ほどもつアイブロウで、朝のメイク時間を短縮できます。
眉毛の脱色
眉毛を毎朝マスカラで塗っている、という人におすすめなのが眉毛の脱色。
髪の色に合わせて眉を脱色することで、朝のメイクをぐっと楽にできます。
ただし、眉のダメージも考えると上の眉毛美容液と一緒に使うのがおすすめですね。
参考:市販品の眉毛の脱色剤を比較!エピラットとジョレン、どっちがいい?
さいごに
眉毛のタトゥーは毎朝のメイクのわずらわしさから逃げられる代わりに、一生ものなのでデメリットもたくさん。
もしも定期的に変えたいという場合にはタトゥーではなくアートメイクにするのもよいでしょう。
サロン側と相談しながらも良い眉毛を手に入れてくださいね。