いつの間にか豆腐が賞味期限切れしていた、なんて珍しい事ではないでしょう。
しかし、賞味期限切れしたからといって豆腐を捨ててしまうのは忍びないですよね。
今回は賞味期限切れの豆腐を食べても大丈夫か、保存方法や判断の基準などをいろいろ見ていきます。
それは賞味期限切れ?消費期限切れ?
まず豆腐に関して見てほしいのが、それが「賞味期限切れ」か「消費期限切れ」か。
豆腐は製造方法によって保存できる日数が大きく変わってきます。
この二つの違いは下の通り
- 賞味期限
豆腐を「おいしく」食べられる期限。大体ゆとりをもって設定される。 - 消費期限
豆腐を「食べられる」期限。5日以内のものが多く、これを過ぎると豆腐は腐敗しやすい。
消費期限切れの豆腐の場合には、残念ですが、お腹を壊す危険が非常に高いです。
賞味期限切れの豆腐の場合には、食べられる可能性もあります。
そもそも賞味期限は1.5倍ほどのゆとりを持って設定されるので、豆腐の場合には3日程度なら大丈夫なことが多いですね。
まずは豆腐の日付表示が賞味期限か消費期限かを確認してみてくださいね。
豆腐の賞味期限切れは3日?1週間?
次には賞味期限切れの日数について確認してみましょう。。
さまざまな意見を見てみると、3日の賞味期限切れの豆腐なら食べるという人が多いようです。
ただし、5日や1週間賞味期限が切れている場合には、豆腐を捨てる人もいるそうです。
10日賞味期限切れの豆腐を食べてお腹が痛くなった・・・という声もありました。
なので、数字だけで見ると5日~1週間過ぎた豆腐は捨てた方がいいかもしれません。
もちろん、これは豆腐の種類、その季節等によっても違いますので、一つの基準として見るようにしてくださいね。
賞味期限切れの豆腐、食べる前にCHECK
腐敗している場合などは見た目にはっきり異変が出てきます。
賞味期限切れの豆腐を食べる前に絶対にチェックしておいてほしい基準をいくつか見ていきましょう。
見た目はどう?
賞味期限切れの豆腐で、下のような見た目がある場合には腐っている可能性大です。
- 表面にぬめり
- 糸をひいている
- 黄色い
- パックが膨らんでいる
たまにスーパーの保存状態が悪く、賞味期限切れでなくても上のような状況になってしまうこともあるそうです。
匂いはすっぱくない?
豆腐が賞味期限切れしていて、かつ変なにおいがしている場合には危険。
特に酸っぱい匂いがする場合には、賞味期限が切れていてもいなくても捨てた方が良いでしょう。
変な味はしない?
少しだけ食べてみて、酸っぱい味がする、スパイシーな味がする、という場合には食べない方がいいかも。
賞味期限切れの豆腐を食べる時には、これらのことをしっかり確認してみましょう。
匂いに関しては、少し豆腐をレンジでチンしてみるとわかりやすいです。
このほかにも何か異常を感じたのなら、その豆腐を食べるのをやめた方がよいでしょう。
賞味期限切れの豆腐の種類
豆腐と一言にいっても色々あります。
その豆腐の種類によって、賞味期限切れでもOKな場合と、やめた方がいい場合があります。
普通の豆腐(水入り)
スーパーなどで安く売っている普通の豆腐はパック後に熱殺菌されているものが多いです。
特に賞味期限が10日以上で、パックの水が黄色いものは賞味期限切れでも、未開封なら腐りにくいと言います。
また、絹ごし豆腐も傷みにくいとのこと。
ただし期限が4日前後の豆腐は、賞味期限切れになると腐りやすいので要注意。
充填豆腐
充填豆腐といって、パックの中に水が入っていないものもあります。
これも熱殺菌をおこなっており、かつ人の手が触れてない分腐りにくいです。
賞味期限が3日程度切れても、見た目や匂い、味に変化がなければ料理して食べることができるといわれます。
よせ豆腐
よせ豆腐の場合には、賞味期限内であっても早く食べた方がよいでしょう。
賞味期限切れの場合には食べない方がいいかも。
保存状況は?
賞味期限切れの豆腐で食べられるのは、基本的に未開封で、冷蔵庫に保存していた場合です。
開封済みで水を頻繁に変えていなかった場合や、常温保存していた場合には、食べないほうがよいでしょう。
賞味期限切れの豆腐を発見した時には、その保存状況もしっかり確認するようにしてくださいね。
賞味期限切れの豆腐は料理しよう
1日でも、賞味期限切れの豆腐を食べようという場合にはやはり火を通すのがおすすめ。
麻婆豆腐や豆腐ステーキ、肉豆腐、豆腐ナゲットなどしっかり料理するたぐいがよいでしょう。
特に夏は、賞味期限切れの豆腐を冷や奴にして食べるのは避けた方がいいと思います。
おわりに
賞味期限切れの豆腐について食べても大丈夫か、判断基準について見てきました。
豆腐も、1日くらいの賞味期限切れなら捨ててしまうのはもったいない気もするというもの。
とはいえ生ものなので不安なら新しく買うようにしてくださいね。