らっきょうの漬け方!簡単な方法と賞味期限について

料理・食べ物

らっきょうを漬けてみたい!、と思っても初めてならどうしたらいいかわかりにくいもの。

らっきょう漬けは本格的にやると数日~数週間かかりますが、実は一日でできる簡単な方法もあります。

今回は、簡単ならっきょうの漬け方と、その賞味期限や容器の注意について見ていきます!

 

簡単ならっきょうの漬け方

らっきょうの漬け方はいくつかありますが、まずは一番簡単な方法(かんたん漬)から見てみましょう。

まず用意する材料や必要なものは下の通り。

  • らっきょう
  • らっきょう酢
  • 塩(省略可)
  • 水・お湯(沸騰)
  • 容器
    (瓶かほうろう・煮沸消毒)

シンプルな手順

らっきょうの簡単な漬け方は、主に下の4つの手順で行います。

  1. らっきょうの下処理・洗う
  2. 塩をまぶし、水洗い
  3. らっきょうをお湯に通し、冷ます
  4. 容器にらっきょうとらっきょう酢を入れ、熟成

意外とシンプルで簡単な手順ですよね。

らっきょうの漬け方の過程について、くわしい説明と注意点を見ていきましょう。

1、らっきょうの下処理

まずはらっきょうの下処理から。

土付きらっきょうの場合には、らっきょうの根と茎を切り落とします。

根元はギリギリを茎は少し残すのがポイント。

洗いらっきょうの場合はそのままでOK。

らっきょうを洗う

次はらっきょうを流水で手早くもみこむように洗い、ざるにあげます。

洗うことで、らっきょうの薄皮がむけます。

土付きらっきょうの場合には長時間洗うと水を吸い込み、やわらかくなってしまうので、手早くすますようにしましょう。

2、塩をまぶし、水洗い

らっきょうにひとつかみの塩をまぶし、そのあと水洗いをして塩を流します。

塩の量は1キロのらっきょうにつき20gくらい。

めんどうな場合にはこの過程をとばしてもOKです。(塩をまぶすことで、少しだけ保存期間がながくなります)

ざるに上げてしっかり水切りを忘れずに。

3、らっきょうをお湯に通し、冷ます

鍋にたっぷり、お湯を沸騰させ、そのお湯にらっきょうを10秒ほど浸します。

イメージはくぐらす感じ。

こうすることでらっきょうの殺菌とともに、歯触りがよくなります。

そうしてざるをあげ、一気に湯切りをして冷まします。(水はかけないでくださいね)

4、容器にらっきょうとらっきょう酢を入れ、熟成

容器(煮沸消毒をしたもの)にらっきょうとらっきょう酢を入れ、そのまま熟成させれば完成!

漬けてから数日は、時々容器を振って、らっきょうと酢をなじませましょう。

漬ける期間は浅漬けなら10日~、熟成ものなら3週間から1か月ぐらいでおいしいです。

保存は冷蔵庫・冷暗所になります。

らっきょうの漬け方というと難しいものを想像しがちですが、案外簡単ですよね。

 

もっと本格的な漬け方

上では簡単ならっきょうの漬け方について見てみました。

が、実はパリパリ食感や市販の味に近づけるためのもっと本格的な漬け方もあります。

それは、上の「塩をまぶし、洗う」工程を下のように変えます。

塩をまぶし、一晩おく。
その後水洗いをして塩を流す。

このあとは簡単な漬け方と同じく、沸騰したお湯にらっきょうを通し、容器に入れます。

一晩おく必要があるので、簡単な漬け方と比べると手間がかかりますよね。

しかしこのひと手間がらっきょう内部の水分をしみだし、らっきょうを引き締めてくれます。

また、芽の成長がとまるので、より長くおいしく食べることができます。

手間を惜しまないのなら、簡単な方より、こちらのらっきょうの漬け方を試してみてはいかがでしょう。

ちなみに、人によっては2日つけたり、数日漬けたりすることも。このあたりはお好みで。

 

らっきょうを漬ける容器

らっきょうの漬け方について細かい部分をいくつかさらに見てみましょう。

らっきょうを漬ける容器ですが、お酢を使うので、酸に強いもの(びんやホウロウ)がおすすめです。

また、漬ける前には容器を煮沸殺菌し、そのあとしっかり水を切ることが大事。

耐熱ではない場合には、容器をきれいに洗い、水気を切り、消毒用エタノール(焼酎も可)を布や脱脂綿にふくませ、ふきます。

内側を重点的にふくようにしましょう。

 

らっきょうの漬け方・賞味期限

手作りのらっきょうを漬けた場合、保存料が入ってない分、賞味期限は短くなります。

カビも生えやすいので注意が必要。

冷暗所にしっかり保存するなど、保存状況が良ければ数年持つこともあります、

が、歯ごたえがなくなり、おいしくなくなってしまうことも。

手作りらっきょうの賞味期限は大体1年くらいか、カビが生えるか、歯ごたえがなくなったら、と考えておくとよいでしょう。

でも、はごたえのないらっきょう漬けが好きな人の中には3、4年もののらっきょう漬を好む人もいます。

人それぞれなところもありますね。

保存容器から移す時には、直接食べるものとは別の箸などを使うようにしましょう。

時間がたつと茶色っぽく変色しますが、健康に問題はありません。

 

おわりに

らっきょうの漬け方、簡単な方法、それに賞味期限などについて見てきました。

らっきょうを漬ける、というと難しそうに見えますが、手順をみると意外と簡単。

少し手間をかけるだけでおいしくすることもできます。

ぜひ、らっきょうの漬け方を参考に、おいしいらっきょう漬けを作ってみてください。

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