大根とにんじんを千切りにして、お酢につけるなます。箸やすめとしてや、おせちの一部としておいしいですよね。
今回はそんななますの酢の作り方について、酢の配合や砂糖などの配合、それに残った場合のアレンジ方法などを見ていきます!
なますの酢の作り方
なますの酢は、「お酢」と「砂糖」を混ぜて作ります。(お酢は米酢か穀物酢がおすすめ)
お好みで、だしやゆず皮を加えたり、お酢の種類を変えたりする場合もあります。
なますの酢のアレンジについては、さらに下の方で見ていきます。
なますの酢の配合
なますの酢の作り方は、基本混ぜるだけなので、配合が味にとって大切になります。
なますの酢の配合ですが、基本的には、砂糖よりもお酢を少し多めに配合するのがポイントです。
配合の比率は、下のような作り方のレシピが多いですね、
お酢:砂糖
3:2 または 4:3
当然ですが、なますはお酢を多めにすると酸味が強くなります。
反対に、砂糖を多くすると酸味が和らぐので、子供やお酢が苦手な人も食べやすくなります。
なますのお酢の配合によって好き嫌いもあるので、このあたりは作りながら味見をしてみるのがおすすめです。
なますの酢の分量
なますの酢は多少作りすぎても大丈夫かと思いますが、参考までに、分量について見ていきましょう。
作り方の基本は下のような分量で作るとちょうどいいかと思います。
大根1/4 人参1/3
砂糖大さじ2 お酢大さじ3
ちなみに、自分がなますの酢を作る場合にもこの分量で作ります。
足りない場合などは、作り方の配合は変えずに、砂糖とお酢を加えるようにするとよいでしょう。
お酢の種類を変えたり、ほかの味にアレンジする場合には、分量や配合を少し変えます。
なますの酢:アレンジレシピ
なますの酢について、基本の分量や配合について見てきました。
基本の作り方は混ぜるだけなので、簡単。
ただ、砂糖とお酢だけの味に飽きてしまったり、違った味も楽しみたい場合には、なますの酢をアレンジするのもおすすめです。
作り方は、基本のなますの酢に混ぜるだけだったりとかなりお手軽。
なますの酢のアレンジレシピには下のようなものがあります。
- 昆布だしを加える
- 白だしを使う
- 薄口しょうゆを加える
- すし酢を使う
- 梅酢やらっきょう酢を使う
- 甘酢にする
- ポン酢・梅干しなどを使う
- ごま油をたらす・ごま
- はちみつを使う
それぞれの作り方について、簡単に見てみましょう。
昆布だしを加える
昆布だしを加えると、若干なますの酢の酸味が和らぎ、味の深みが出ます。
配合や分量は下のようなレシピがありました。
昆布だし大さじ6
お酢大さじ4 砂糖大さじ3弱 塩小さじ1/3
白だしを使う
普段から白だしを使っている場合などは、なますの酢に白だしを入れるのもおすすめです。
昆布だし同様、味に深みが出ます。分量や配合は下の通り。
白だし大さじ2
お酢大さじ2 砂糖大さじ1 水大さじ2
白だし大さじ1
お酢大さじ1と2/3(25ml) 砂糖大さじ1/2
薄口しょうゆを加える
なますの酢に薄口しょうゆをほんの少しだけ加える作り方もあります。
おしょうゆを加えることで味が整うので、なますの酢を作ってみて、なんか足りない、という時の参考にどうぞ。
酢大さじ4 砂糖大さじ1と1/2 うすくちしょうゆ少々
すし酢を使う
なます酢の作り方では、穀物酢や米酢を使うレシピが多いです。
でも、すし酢を使っても、なますを作ることができます。分量や配合は下の通り。
大根1/2 ニンジン1
すし酢(昆布だしいり)60-70ml 塩少々 酢少々
大根 ニンジン1/2 塩2つまみ
すし酢(甘口)大さじ1 (いりごま ゆず皮)
すし酢は米酢に塩・砂糖を加えたような味付けなので、砂糖を入れないレシピになります。
市販のものによっては味付けが違うので、味見をしながら作るようにすると安心です。
梅酢やらっきょう酢を使う
手作りや市販の梅酢・らっきょう酢などを使って、なますの酢を作ることもできます。
味にアクセントが出るので、思い切って味付けを変えたいときなどいおすすめです。
梅酢大さじ2 梅干し2粒 塩 砂糖ひとつまみ
梅酢小さじ2 砂糖小さじ2 酒大さじ2と2/3(火にかける)
らっきょう酢大さじ2
甘酢にする
なますの酢をあえて、甘酢風にするという手もあります。
この場合には、通常の作り方のほかに、「煮切って冷ます」という手順が必要なので、少し手間はかかるかも。
酢大さじ6 出汁大さじ2 砂糖大さじ2
薄口しょうゆ小さじ1 みりん小さじ1
ポン酢・梅干しなどを使う
ポン酢や梅干しを使った、なますの酢の作り方もあります。
ポン酢はそれだけでしっかり味がついているので、時間がない時には個のレシピを試してみるのもよいでしょう。
梅干しペースト小さじ1 ポン酢大さじ1
ごま油をたらす
ごま油をたらしたり、ごまをふりまくのもおすすめ。
ごま油は味が強いので、数滴程度で、たらしすぎないようにしましょう。
人によっては、なますにごまやごま油は欠かせないかも。かつお節をのっけるのもいいですね。
はちみつを使う
なますの酢で、はちみつやしょうゆ・ゆずを使った下のような作り方もあります。
口当たりが良くなるのでちょっと工夫してみたいときに最適。
水40cc 酢20cc はちみつ大さじ1/2
砂糖小さじ1/2 塩ひとつまみ しょうゆ小さじ1/4 ゆず
なますの残りのアレンジ
なますを作っても残ってしまった、酢のアレンジも飽きてしまった!という場合には、下のようなアレンジレシピもおすすめです。
- コールスロー
(マヨネーズ・キャベツのほか、茹で卵やかまぼこと混ぜて) - ビビンバに乗せる
- かいわれ大根と一緒に生ハムにまいて
- パンで挟む
なますというとお酢の味も強めなので、ほかのおかずで調整して、飽きないようにするのもおすすめです。
おわりに
なますの酢の作り方や配合・分量、アレンジの方法などについてみてきました。
箸やすみのほか、作り置きとしても、手軽に作れるなますは重宝しますよね。
なますの酢の作り方、参考になったなら幸いです。