茹でるだけ・焼くだけでおいしいウインナー! でも案外、どんな調理法がいいのか、知らないものですよね。
今回は、ウインナーのおいしい焼き方とゆで方、ボイル時間などについて見ていきます。
ウインナーは焼く?茹でる?
ウインナーは大きく分けると、「焼く」方法と「茹でる」方法があります。
まず、それぞれの特徴を少し見てみましょう。詳しい焼き時間・ボイル時間などはさらに下で見ていきます。
焼くと……
ウインナーは焼くと、皮が香ばしくなります。
焼くというよりも炒めるように、ころころころがすのがコツです。
茹でると……
ウインナーは茹でると、ジューシーな出来上がりになります。
よくCMで見る、パリッとした皮などは、ボイルの場合ですね。
ただ、茹ですぎるとうまみが出てしまうのが、難しいところです。
焼く&茹でる・蒸す
実は、焼く・茹でるを組み合わせたり、蒸したりする方法もあります。
こちらは焼く・茹でるのいいとこどりのような調理法ですが、加減がちょっと難しいことも。
時間短縮にはウインナーの蒸し焼きがおすすめです。
電子レンジで
そのほかに、ウインナーを電子レンジで加熱する方法もあります。お手軽さでは一番!
おすすめのウインナーのボイル時間
いろいろな茹で方や焼き方を見る前に、個人的におすすめなボイル方法について紹介します。
沸騰したお湯で弱火で3分
おすすめの茹で方は下の通り。
- 鍋いっぱいにお湯をわかす
- 沸騰したら弱火に。ウインナーを入れて3分茹でる
- ウインナーを取り出す
ポイントは沸騰したら「弱火」にすること。
強火のまま茹で続けると、パサパサになってしまったり、うまみが出てきてしまうので、注意です。
この方法は、シャウエッセンの公式ホームページにある茹で方で、個人的にお気に入りです。迷ったら試してみてはいかがでしょうか。
ウインナーの茹で方とゆで時間
次は、ウインナーの茹で方とゆで時間・ボイル時間について詳しく見てみましょう。
ポイントは80℃~90℃
ウインナーを茹でるときのポイントは、茹で時間より、80℃~90℃で茹でること。
といっても温度計は面倒くさいので、沸騰した後に火を止めたり、弱火にしたりして、数分温めます。
強火や中火で茹ですぎると、ぱさぱさになったり、肉汁が流れ出してしまったりします。
茹で時間は3分~
茹で時間はいろいろありますが、3分ほどたつくらいから、パリッとした弾力がでてくるようになります。
で、5分ほど茹でると、肉がとろっと飛び出るぐらいのできあがりになります。
1分くらいでも、食べることはできますが、ちょっと柔らかいかな、といった印象。
茹で方&茹で時間いろいろ
茹で方とゆで時間についていくつか並べてきます。
手軽にできそうな方法を試してみるのもいいかも。
- 熱湯に1分くらい入れておく
- たくさんのお湯を沸騰させ、火を止め、ウインナーをいれて蓋をして5分
- 沸騰直前の熱湯にウインナーを入れ、3~5分放置
- お湯を沸かして、冷たいままのウインナーを入れ、蓋をして10分おく(常温ウインナーだと3分くらい)
ちなみに、ウインナーは製造過程で火を通しているのがほとんどなので、完全に熱を通さなくても、一応食べられるようです。
ウインナーの焼き方・焼き時間
次はウインナーの焼き方と焼き時間について見てみましょう。
焼くというより炒める
ウインナーは、焼くというよりは、炒めるように、ころころころがすようにした方が、しっかり火が通ります。
強火にしすぎると、中に火が通る前に焦げてしまうので、注意。
油はひかなくてOK
ウインナーを焼く時には、油をひく必要はありません。
ウインナーは表面に白い脂がぶつぶつ見えるように、焼く・いためると油が出るので、ひかなくても大丈夫です。
ただ、皮なしウインナー(ウィニーなど)は焦げてしまう場合があるので、少し油を引いた方がいいかも。
切れ目もいれない
ウインナーに切れ目をいれてしまうと、うまみが流れ出てしまいます。
なので、ウインナーに切れ目を入れる必要はありません。
皮がはじける感じになるまで
ウインナーは焼き時間が短いと、中が冷えたままのこともあります。
(つめたくても、食べることはできます)
中までしっかり熱がとおると、ウインナーの皮がはじけるような感じになりますので、それを基準にするといいかも。
茹でる&焼く・蒸す場合
ウインナーを茹でてから焼いたり、蒸したりする方法もあります。
ジューシーさとウインナーの皮の香ばしさを一緒に味わえる調理法で、ひそかに人気です。
いくつかレシピを見ていきましょう。
ボイルしてから焼く
- お湯を沸騰させてから、弱火にする
- ウインナーを入れて5分~7分茹でる
- フライパンやグリルで焦げ目をつける
水がなくなるまで焼く
- ウインナーが1/2つかるくらいの水と、ウインナーを入れて火をつける
- 強火で水分がなくなるまでころがす
- (焦げ目はお好みで)
焼いてから蒸す
- 小さめのフライパンにウインナーを入れて強火に。
- 両面に焼き目をつける
- 焼き目がついたら水(ウインナー4本につき水は大さじ1)を入れ、蓋をし、弱火に
- 水の音が小さくなったら完成
- ウインナーが1/2つかるくらいの水と、ウインナーを入れて火をつける
- 強火で水分がなくなるまでころがす
- (焦げ目はお好みで)
焼いてから蒸す
- 小さめのフライパンにウインナーを入れて強火に。
- 両面に焼き目をつける
- 焼き目がついたら水(ウインナー4本につき水は大さじ1)を入れ、蓋をし、弱火に
- 水の音が小さくなったら完成
オーブン・電子レンジを使う
最後に、オーブンや電子レンジを使ったウインナーの加熱方法を見てみましょう。
電子レンジで1分
器にウインナーと少しの水を入れて、1分程度、レンジでチンするだけ。
手軽に美味しく食べたい時におすすめですね。
電子レンジでチンしてから焼く
電子レンジでねつを通してから、フライパンで焼く方法。
ウインナーの皮の香ばしさは外せない、という人におすすめの時短要理ですね。
オーブントースターで5分~8分
オーブントースターでウインナーを5分~8分ほど熱します。
ウインナーはあたためるのでOK
ウインナーは、基本的に、製造途中で、燻製したり、蒸したりしているので、多くは加熱済みです。
なので、冷たくても、食べることはできますので、熱を通すよりも、「温める」のを心がけると、おいしくいただけます。
おわりに
ウインナーの焼き方や茹で方、ボイル時間などについていろいろ見てきました。
ウインナーと一言にいっても、色々な方法があるようですね。
個人的には焼くよりも茹でる方が好きですが、目玉焼きと一緒に焼いたり、蒸したりすることもあります。
その時の気分に合った方法で、おいしいウインナーを作ってみてくださいね。