初めての場合には、コンタクトレンズの作り方や費用などもわからず、不安もいっぱいかと思います。
今回は初めてコンタクトレンズを作る場合の作り方、流れ、費用やかかる時間などについて見ていきます!
コンタクトの作り方(流れ・時間・費用)
コンタクトレンズを初めて作る場合には、基本的には眼科での検査が必須になります。
そこで視力や目の状態・黒目の大きさなどの検査を行い、その処方箋をもとに専門店でコンタクトレンズを購入することとなります。
かかる時間
コンタクトレンズを初めて作る場合の時間は大体1時間~2時間程度。
ただし、これは眼科のこみ具合や付け外しの練習にてこずるかどうかでも変わってきます。
コンタクトの値段・かかる費用
コンタクトレンズを作るのにかかる費用は、病院での検査代と、コンタクトレンズの購入代になります。
検査代は初めてでも2,000円以内。
コンタクトレンズの値段は種類によりけりで、最低両目6,000円から、2万円を超える場合もあります。
ちなみに、健康保険証を忘れないで持って行ってくださいね。
それではそれぞれについて詳しく見ていきましょう!
コンタクトレンズの作り方の流れ
初めてコンタクトレンズを作る場合には、大体下のようなステップを踏むこととなります。
- コンタクトレンズ専門店に行く
- 提携している眼科で検査をする
- 処方箋をもとにコンタクトを買う
作り方を順番に流れを詳しく見ていきましょう。
1、コンタクトレンズ専門店へ
まずはコンタクトレンズ専門店へ行きます。
受付のようなところで「コンタクトレンズを作りたいんですけど…」といえば大体通じます。
そこで簡単な書類(個人情報のほか、現在メガネ使ってますか?過去にコンタクト使用歴は?等)に記入をします。
コンタクトの希望(ソフトorハード)を聞かれることもありますが、初めての場合にはわからないと思うので、販売員に相談して記入をするとよいでしょう。
記入が終われば、その専門店が提携している眼科を紹介され、そこに必要書類を持っていきます。
提携眼科はたいてい専門店の店内や隣にあります。
ショッピングセンターに入っている専門店ならば、ほぼ隣に眼科があるかと思います。
2、眼科で検査をする
眼科へ行き、受付で書類を渡してからの検査となります。
検査では視力検査のほか、ベースカーブや目の状態などの検査と問診を行います。
初めての場合には、この検査でコンタクトレンズが作れるかどうかが決まります。
例えば重度のドライアイであったり、結膜炎があったりする場合にはコンタクトレンズを作ることができません。
このほか、自分はこの検査で「緑内障の傾向があるので注意してくださいね」と言われました。
2-1 装着練習
眼科の検査の結果、「コンタクトレンズを作ってOK」となったら、いよいよコンタクトレンズの装着練習になります。
コンタクトレンズの作り方の流れの中で「つけはずし練習」は、一番苦戦する人の多い部分です。
初めての場合には看護師さんが丁寧に教えてくれますが、一般的には一時間ほどかかる人が多いそうです。
てこずる方の場合には2時間程かかってしまう場合も。
反対に早い方でも20分ほどかかります。
この装着練習のコツについては下で詳しく解説しています。
3、処方箋をもとにコンタクトレンズ購入
晴れてコンタクト装着練習をクリアすれば、眼科から専門店に戻ってきていよいよコンタクトレンズを買うこととなります。
コンタクトレンズの種類については、おそらく装着練習をする段階で説明があるかと思います。
専門店でもコンタクトレンズの説明があり、その後買うこととなります。
何箱買うかはどれくらいの頻度で使うかにもよります。
作り方の流れは以上になります!
コンタクトレンズを作る時間は?
作り方の流れを見てわかるように、コンタクトレンズを作るには結構、時間がかかります。
平均的には1時間~2時間を見ておくとよいでしょう。
眼科の込み具合や装着練習によってはそれ以上時間がかかることも考えられます。
ちなみに自分の場合にはすべてスムーズに行って、50分ほどでした。
このほか、特注・在庫切れの場合にはコンタクトレンズを作るまで数日かかることもあります。
コンタクトレンズの値段・費用
コンタクトレンズの作り方の費用は「診療代(眼科)」+「コンタクトレンズ購入代」になります。
ちなみに自分の場合には(眼科の診察代)1,200円+(コンタクトレンズ代両目2ヶ月分)10,000円=11,200円でした。
ただ、この費用はコンタクトの種類によっても大きく変わるので注意が必要です。
さらに詳しく見てみましょう。
診察の費用について
眼科での診療代は、健康保険証アリで2000円以下がほとんど。
意外と検査代は費用がかからないのですね。
コンタクトレンズの値段について
反対にコンタクトレンズの値段はけっこう、高め。
コンタクトレンズ(1day)の場合は1箱(30枚入り:片目)で3,000円ほど。
なので、初めて作る場合には、両目で安くても6,000円の用意が必要です。
(自分の場合には1dayのコンタクトレンズで、かつ初期割引・ネットクーポンなどで、かなり安くできました。事前にHPをチェックしていくと、費用を抑えられるかもしれません。)
2weekなどの場合にはプラス洗浄液・保存液(1,000円程度)が必要になり、ハードコンタクトの場合にはさらに初期費用が高くなります。(2万~)
このほか、乱視が入っている場合には値段がややお高めになることも。
ソフトコンタクトレンズの購入を考えている場合には15,000円、ハードコンタクトレンズを作りたい場合には2万~3万円を用意していけばよいでしょう。
コンタクト装着練習のコツについて
初めてのコンタクトレンズの作り方の中で、つまずきやすいのが「コンタクトの装着練習」。
眼科での検査の後にコンタクトの付け外しの練習をします。
これをクリアしないとコンタクトの作り方はクリアできません。
初めての場合になかなかコンタクトがつけられないのは下のような理由があります。
- コンタクトにびびってまばたきをしてしまう
- 瞼をしっかりあけられていない
- 反対の目を閉じている
- 前を向いていない
コンタクトへの恐怖感
コンタクトレンズは初めて作る場合、女性の方がメイクで目をいじる分、早めに慣れる人が多いそうです。
反対に男性やメイクをしない人は目にものが近づく恐怖感からまばたきをしてしまったり、まぶたがビクビクしてしまったり。
事前に目薬などで目に物を近づける・入れる練習をしておくとよいかもしれません。
また、まぶた(特に上まぶた)をしっかり開けられていないために初めてのコンタクトがうまくいかないことも。
これはもう、まつげの付け根からぐっともちあげるしかありません。
まぶたやまつげに触れると、コンタクトレンズが指に張り付いてしまい、うまくつけられません。
黒目が丸くしっかり見えるよう意識してあけます。
前を向く
このほか、前をしっかり向く(入れる時は少し遠くを見る意識でいるといいかも)ことも大事。
また、レンズを入れない方の目をとじてしまうと、入れる方もつられてとじたくなってしまうもの。両目をしっかり開けておきましょう。
レンズの丸い形を眼球にあてはめるみたいなイメージでつけると、うまくいきやすいと思いますよ。
ちなみに女性の方はメイクが崩れてしまうこともあるので、メイク直しを前提に考えておいてくださいね。
おわりに
初めての場合のコンタクトレンズの作り方やかかる時間・費用について見てきました。
コンタクトレンズは一度なれるととっても楽で、便利なもの。
ただし慣れるまではつけるのが大変だったり、使用方法を守らないと眼病のもとになったりもします。
販売員や眼科での説明をしっかり聞いて、ぜひコンタクトデビューしてみてください!