サラダに鍋に、しゃきしゃきの食感がおいしい水菜。
でも意外と、茹でるのか茹でないのかわかりにくいですよね。
今回は、水菜は茹でるのか茹でないのか?、茹でるなら茹で時間はどれくらいか、冷凍する場合はどうすればいいか、ということについて見ていきます。
水菜は茹でる?茹でない?
結論だけいうと、水菜はどちらでも食べられます。
サラダ・シャキシャキが好きな場合
水菜のシャキシャキとした食感が好きなら茹でないで生か、湯がく程度がおすすめ。
サラダの場合などですね。
水菜は苦みが少ないので、茹でなくてもおいしいです。
新鮮さが大事なので、買ったばかりの水菜の調理に向いています。
煮る・くたくたが好きな場合
煮る時や鍋にするときには茹でます。
水菜は茹でるとくたくたになりますが、食感はあるので、それはそれで好きという人も。
また、茹で時間を調整すれば、シャキシャキ食感もちょっと残るので、おいしくいただけます。
しっかり茹でた場合には、かさが大きく減るので、とにかくたくさん食べたい!という人におすすめ。
冷凍保存した場合など、新鮮でない場合にも、しっかり調理した方がおいしいです。
季節にもよる
このように、水菜は茹ですぎにだけ注意すれば、さまざまな用途に使えます。
ちなみに、冬場の水菜はすこし固いので茹でた方がおすすめですが、夏は柔らかいことが多く、季節によっても違うようです。
みんなは茹でる?茹でない?
水菜を茹でる方が好きか、茹でない方が好きかは人によってもばらばら。
多いのは、「サラダにするときは茹でない」「冬場の鍋や煮物の場合は茹でる」という意見です。
全体的にみると、水菜は生のまま、シャキシャキサラダに加えるのが好き!、という人が多めですね。
また、虫や汚れが心配なので、一応お湯に通す、という人もいました。
ちなみに、自分は鍋やスパゲティに入っている、ちょっとくたっとした水菜が好きです。
水菜の茹で時間はどれくらい?
水菜の茹で時間ですが、これも結構自由です。
でも、シャキシャキした食感を残したい!、という場合には、茹ですぎはNG。
水菜の茹で時間は、大体5~10秒程度。
大量の熱湯に、しっかり洗った水菜を根から入れるようにします。
そして、茹で終わったら、すぐに冷水をかけます。冷水で冷まさないと、余熱でくたくたになってしまいます。
あらかじめ、ボウルなどに冷水を張っておくと便利です。
水菜のシャキシャキ食感に関しては、茹で時間とのたたかいなので、目を離さないようにしましょう。
茹で時間じゃなくても…
ちなみに、茹で時間じゃなく、お湯をかけるだけでもOKです。
この場合には水菜をしっかり洗った後、二つに切り、ざるに入れ、熱湯を10秒まわしかけます。
もちろん、お湯をかけた後は、水菜を茹でた後と同じように冷水にさらします。
この場合は、茹で時間を気にすることなく、さっと済ませられるので便利ですね。
おひたしの場合にも、5秒の茹で時間か、10秒お湯をかけるかするレシピになります。
しっかり茹でてもOK
上に書いたように、水菜は生はもちろん、茹でてもおいしく食べることができます。
その時の茹で時間は好き好きですが、えぐみや苦み自体は短時間でとれます。
しっかりくたくたの水菜が好き!な場合には、しっかり茹でるとよいでしょう。
それ以外の場合には、他の材料をすべて入れ終わった後、最後にさっと加えるのがよいかもしれません。
かさが減る
ちなみに、生の場合と違い、水菜はしっかり茹でたり、茹で時間を長めにとると、かさがかなり減ります。
たくさん水菜を食べたい場合には、茹で時間を多めにすると食べやすいですね。
ニンジンなど他の野菜でかさましするのもよいでしょう。
水菜を冷凍する場合
水菜は安いので、ついつい買いすぎてしまうことも……。
そんなときに便利なのが冷凍保存ですが、水菜は冷凍保存できるでしょうか。
結論だけいうと、水菜は「さっと湯がき(5秒)、小分けにして冷凍」がおすすめです。
ただ、水菜は新鮮さが大事な野菜なので、冷凍するとやっぱり食感は落ちてしまいます。
水菜はサラダではなく、スープやおひたしなどに使うとよいでしょう。
また、加工してから冷凍(すまし汁、スープなど)もおすすめです。
冷蔵庫だと3日
水菜は長持ちしない野菜ではありますが、冷蔵庫なら3日程度は持ちます。
この場合にも、5秒程度湯がいておくとよいでしょう。
(もちろん、生でも保存はできます。がくたくたになりやすいので注意)
煮びたしや炒めものにして冷蔵するのもよいですね。調理すると、少しだけ保存期間が延びて便利です。
ただ、生で食べたい場合には、買ったその日がおすすめです。
おわりに
水菜の茹で時間や茹でるのかゆでないのか、それに、冷凍する場合や保存方法について見てきました。
水菜は安く、食感もいいので、ついついたくさん食べてしまいますよね。
シャキシャキが好きなら茹ですぎないよう、注意してくださいね。